ボトックス注射
表情を作ることによってできる表情じわをボツリヌス菌の毒素 ボツリヌストキシンをつかって治療します
ボツリヌストキシンは神経の働きを止める働きがあります
これを麻痺させたい神経近くにごく少量注射することで、一時的な神経麻痺をおこし、筋肉であれば動かなくなり、多く注入すれば痩せさせることができます
汗腺近くに注射すれば汗を止めることも可能で、わきの汗や手のひらの多汗症に用います
眉間を寄せた時にできるしわ、額を上げるときにできるしわ、笑った時にできる目尻のしわなどを治療します
痩せさせる効果はエラやふくらはぎの筋肉に注射することで得られます
あごの梅干しじわも改善させてあごの形をよくすることもできます
持続期間ですが数か月から1年くらいの効果がみられます
長期間しっかりした効果をだすには、品質の確かなボツリヌストキシンを充分量使用することが必要です。
またボトックスというのはアラガン社の登録商標で、当院ではアラガン社のボトックスビスタを使用しています
また適応をしっかり選ばなければ、眉が下がってしまって、目つきがおかしくなる場合もありますので、ドクターの観察眼(診断能力)が必要な施術となります。
効果の説明のために1例をあげます。治療前には額に横じわが数本みられます。
わかりやすいようにしわの部位に白線をひくと
これは眉を上げる癖があるためにおこります。
眉をあげると深くしわがきざまれますが、そのしわが一部癖づいて残ってしまっているのです。
これを放置すると次第に浅いしわが深いしわへと進んでいきます。
ここにボトックス注射を行うとしわが改善しているのがわかります。
主なリスク
アレルギーなど